敵キャラクターの変更



サンプルでは「ドラゴンクエスト共通モンスター」を敵として登場させていますが、ロボット物の戦闘テストにしたい時はやや不都合が出るかと思います。他の敵を出現させたいなんてことも十分ありえるでしょう。 ここでは、そういった敵キャラクターの変更方法を解説します。さっきのボスリストよりは楽なので、気楽に取り組んでください。



5−1.敵として登場するユニットを変更する

アイテム界設定」フォルダの中にある"エネミーリスト.dat"をテキストエディタで開いてみてください。 そこの一番上のあたりに書式が書いてあるので、よく読みましょう。今回は入力1入力2は変更しません。

具体例
ランティス初期型というユニットをアイテム界1階〜10階(ランク1アイテムの場合)に出現させる場合
 
# ===== 出現敵ユニットデータ =====
# ※ エネミーリストは以下に記入してください

Set エネミーリスト[1,1] スライム(DQM)
Set エネミーリスト[1,2] ドラキー(DQM)
Set エネミーリスト[1,3] ゴースト(DQM)
Set エネミーリスト[1,4] ランティス初期型


なお、こんな風に重複させるのもアリです。

Set エネミーリスト[2,1] バブルスライム(DQM)
Set エネミーリスト[2,2] マリンスライム(DQM)
Set エネミーリスト[2,3] メラゴースト(DQM)
Set エネミーリスト[2,4] バブルスライム(DQM)

重複させたユニットは他のユニットより出現率が高くなります。



5−2.敵として登場するパイロットを変更する

ユニットの変更が終わったら、パイロットも変更しなければなりません。ミスを避けるため"エネミーリスト.dat"は開いたままにしておきます。

アイテム界設定」フォルダの中にある"パイロットリスト.dat"をテキストエディタで開いてみてください。 ここで設定するナンバーは"エネミーリスト.dat"のナンバーとリンクしています。つまりは、エネミーリストで設定した順にパイロット名を設定しなければならないということです。


Set エネミーリスト[1,1] スライム(DQM)
Set エネミーリスト[1,2] ドラキー(DQM)
Set エネミーリスト[1,3] ゴースト(DQM)
Set エネミーリスト[1,4] ランティス初期型

以下の具体例は"エネミーリスト.dat"が上記のようになっていると仮定して話を進めていきます。


具体例
アイテム界1階〜10階(ランク1アイテムの場合)に出現させるランティス初期型というユニットのパイロットを人工知能(ザコ)というザコパイロットに指定する場合
 
# ===== 出現敵パイロットデータ =====
# ※ パイロットリストは以下に記入してください

Set パイロットリスト[1,1] スライム(DQM)(ザコ)
Set パイロットリスト[1,2] DQモンスター(ザコ)
Set パイロットリスト[1,3] DQモンスター(ザコ)
Set パイロットリスト[1,4] 人工知能(ザコ)

パイロットリストは必ずエネミーリストと同数を指定してください。これは、敵ユニットを出撃させる時にCreateコマンドを使っているため、 ユニット名とパイロット名の両方がそろっていないとエラーになるからです。

また、パイロット名は必ず(ザコ)または(汎用)のものを指定してください。 敵の数はランダムで決まるため、多くの場合で同名のパイロットが同一マップ上に多数存在することになるからです。

パイロット名の重複の例外も存在しますが、今回は割愛します。



Goto  トップページ